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D3Xを支えるアプライドダイヤモンドの技術

イメージ Frictional Management D3Xは、ダイヤモンドを高能率、高精度に加工する当社独自のダイヤモンド加工技術から生まれた、全く新しい概念のオンリーワン技術です。
ダイヤモンドの加工に伴う諸現象を制御し、トライボロジー応用のための優れた摩擦特性を引き出すことに成功しました。
本技術の使用により、ダイヤモンドの効果的産業応用が可能となり、既存分野では大幅な性能向上・コスト削減を実現し、新規分野では新しい産業要素技術を提供いたします。
更に、各種産業分野に亘り、革新的新製品の開発を通じて、新しい付加価値の創造を支援いたします。

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ダイヤモンドの特性
・硬度、ヤング率、耐摩耗性、摩擦係数、熱伝導率などトライボロジー応用に係わる諸特性が
 物質中最高であり、産業利用への期待効果が極めて大きい。
過去の利用例
・切断、切削、研磨工具としての利用が圧倒的。
・新規なものではダイヤモンド状炭素膜 (DLC)によるドライ潤滑化の試み。
現状の課題
・加工技術や適用技術が不在のため、応用範囲が限定的。
・焼結、成膜コストが高い。

D3X潤滑(耐焼付性境界潤滑)

<D3X油剤の構造と効果の概念図>
ナノダイヤモンドを油層に分散し、さらにそれらを界面活性剤層で覆い、水相で分散させている。
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潤滑状況の改善

<従来型の流体(Oil)潤滑>
油膜強度、粘度をupさせないと焼付く。
分散粒子は、摩擦面突起に衝突して、転がり摩耗発生、耐焼付き作用は小さい。
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<Frictional Management D3Xによる潤滑(1)>
膜状ダイヤモンド潤滑介在層の滑り潤滑により低摩擦を実現している。
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<Frictional Management D3Xによる潤滑(2)>
Friction Force によるナノダイヤモンド微粒子の摩擦面への機械的高濃度埋め込み作用によって形成されるTribo-Coatingにより超低摩擦を実現している。
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Ball on Disc testにおけるcoating部 (ball) EPMA(Electron Probe Micro Analyzer)組成像
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他の潤滑剤との比較例

<D3X Ⅲと従来品との比較>
コーティングにより超低摩擦を実現する当社製品D3X Ⅲと他の潤滑剤を比較。
縦軸が摩擦係数を表しており、DLC(Diamond-like Carbon)と比較しても、約三分の2の摩擦係数を実現している。
グラフ


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